概略

『Colour Chaser』は、紙面に描かれた線や色を読み取り、音に変換する楽器ロボット。共感覚を用いたこの装置は、難読症の人も視覚からダイレクトに音楽を生み出すことができる。本企画は、『Colour Chaser』をマスプロ即ち量産化し、家庭でも手軽に手に入るアートとして提供する試み。

代表者プロフィール

© Pentagram

Team Yuri Suzuki at Pentagram(代表:スズキユウリ)
スズキユウリと彼のプラクティスを構成したチーム。精巧にデザインされた作品を通じて音の可能性を探求する、サウンド・アーティスト、エレクトロニック・ミュージシャン集団。代表のスズキは1999-2005年にかけ、音楽とテクノロジーに興味を持つきっかけとなるアートユニット「明和電機」と出会い仕事をする。スズキの作品はサウンドと人間の関係、音楽がいかに私達に影響を与えるかを問う。テート・ギャラリー・ロンドン(英国)、ムダム・ルクセンブルグ(ルクセンブルク)、ナム・ジュン・パイク・アートセンター(韓国)など、作品は世界中で展示。2014年に『OTOTO』『Colour Chaser』はニューヨーク近代美術館(米国)のパーマネントコレクションとなった。
http://yurisuzuki.com