概略

表現したいのは言語と沈黙の狭間に漂う、作家自身の中に潜むイメージの連鎖と、それにまつわる感情の想起である。360度スクリーンという平面でありながら三次元的空間を使い、目の前を通り過ぎゆく幻想風景を前に、感情はいかに旅し、世界を見つめるのか。