概略

アニメーションを見ること。それは、作家のアタマの中をのぞき見ること。
アニメーションを作ること。それは、己のアタマの中のアイディアを膨大な量の画材と時間を駆使し、外の世界へ脱出させること。
本企画では「想像による創造」というアニメーションの本質的テーマそのものを「ある少年の一日」というモチーフにのせ、描く。
主人公の少年の夢と現が混じり合い、具象と抽象が交錯する新たなアニメーション表現を目指す。