概略

作者は庭を、さまざまな動植物や石たちがせめぎ合いながら共生している宇宙の縮図と捉える。庭の概念を拡張し、人工物、AI、人間の肉体をも含むものたちが混じり合い、人間中心主義的な関係を反転しながら新たに関係を形づくる『作庭』としてのパフォーマンス、およびインスタレーションとして『A Garden of Prosthesis』を制作する。

プロフィール

テクノロジカルに加速する資本主義社会において、自―他の境界、人間―非人間の境界への関心のもと、変容する肉体についての実践を行う。主な作品に、人間そのものが商品化される架空の「存在代行」サービス『Uber Existence』(2020)、眼を異なる身体部位に移動させることで人間の身体規範を逸脱していく『still human』(2022)など。
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